t-products Architect's Office

2018.07.03

庇まわりと金物検査

良い天気です。梅雨明けたそうです。今回は金物検査です。



まずは、玄関前の鉄骨柱です。ジョイント部スッキリ!
工務店さん、きれいな納まりにしてくれてありがとうございます。
宙に浮いてますが、この後、コンクリートの壁とジョイントするので大丈夫です。



見上げてみる。
玄関庇ですが深さも丁度良さそうです。



こちらは南側の庇。
垂木の明るい所は半透明の庇で、既についた様です。



ぎらり、暑いです。



工事は、構造壁のダイライトや合板、接合金物、一部サッシも取り付けられています。
段々室内と室外が区分けされてきました。

今回の主題、金物検査は
構造設計さんの各部確認と、更に金物が納まりにくい所の対処、補強箇所の指示がされました。
最終的に柱や梁が化粧で出てくる所と、隠れてしまう所等、
具体的に組み立ててから気が付いたり、今の段階で調整したりです。



そして、現況の内観











ここ、木製サッシです。工務店さんの施工図を基に今回打合せ、これからもう少し調整して枠が決まります。よくイメージしておかないと。







他にも木製建具の枠、巾木納まり、端部の始末、㎜単位で打合せましたが、今回は序章。
やはり宿題持ち帰りの部位がどんどん出てきますね。
という事で写真は撮り残しのないようにしなければ。



工事の皆さま、これから暑くなりますが、どうぞ宜しくお願い致します。

2018.06.19

魚の骨の図  土岐の建方 



木造の建て方はあっという間です。1日か2日位で3次元の空間になってしまいます。
特に、その途中に現れる風景、スカスカの骨組みの内部空間が面白いです。
完成すると体感できない空間なんだよな、ついつい写真多め、です。

さて梅雨入りが2日前から始まって、この建方、天候が持つかという絶妙なタイミングでしたが、
岐阜入りの時は雨が降っていない、何とか何とか、、、持ちそう、、、と少し安堵しました。



やってます!
大量の断熱材を積んだトラックが居る。その奥。



既に柱は建っていて、梁を吊りこんでいる。



棟木の一本目。



なんとなく外形見えてきたでしょうか。



合掌の大梁に架かる棟木。
ここは棟木が一番飛ぶところ。



これが最後の棟木。





THE 棟上げ!



立体感、こんな感じです。



床の大引きを組みます。



後で大梁に架ける、登り梁がこちらに。



設計では、この登り梁、ツーバイフォーの材料で計画していたのですが、
工務店さんと製材所・大工さんが松の挽物を用意してくれました。

お昼ご飯を挟み、この工程の後に入る屋根工事に備えて板金屋さん、
屋根合板の前に仕込む必要がある電気工事の打合せ、
などなど、色々打合せていたら、、、



あっという間に、殆ど登り梁が架けられていました。早い。
それにしても、午後からは相当な晴天になってます。









並んでます。



登り梁と晴天の日差しと。
魚の骨模様、ヘリンボーン。
このままの空間でもいいのではないか、
なごり惜しさがよぎります。



遠景からみると、だいぶアウトラインが見えてきました。
大工さんたちは3時の休憩。



天井の合板を貼り始めました。









一日目はここまで。
天井面が出来て随分と雰囲気が変わりました。



お疲れ様でした。

・ ・ ・
2日目スタートです。
とても天候に恵まれています。





2日目は、天井合板の上に庇の垂木を乗せ、屋根の断熱材を敷き、最後の合板、野地板を貼ります。



まずは庇の垂木です。





内部から、庇の出幅が確認できました。



そしてトップライトの開口が開けられました。





次は断熱材。断熱性能の高いネオマフォームです。



奥の方にトップライトの下地も確認できます。





中庭の垂木も貼り進みました。



見通すと梁と垂木の連続感。





天窓や中庭の光のグラデーションも現れてきました。



とにかく、絶好調な空模様。有難いです。



母屋に付随して小さな棟があり、谷部分の取り合いは現場合わせの部分なので、
かなり手間がかかっていました。有難うございます。



天候も味方して、予定していた上棟式となりました。



棟梁の祝詞のもとに安全祈願をし、四方に御酒と塩で清めます。



お施主さんも初めてこの空間の中に入り、空間の大きさを体感して頂けて良かったです。
設計中の模型やスケッチでイメージするのは難しいですよね、
実際のスケール感で少しでもこれからの暮らしを想像して頂けたらと思います。
おかげ様です。

お昼は、お施主さんのお弁当を頂きました。どうもご馳走様でした。

今回の木工事担当の方々は製材も行っています。
プレカット打合せの時も、東濃の製材については少し聞いていたのですが、
一緒にお弁当を食べながら、今回はもう少し具体的な事が聞けました。
東濃桧というと敷居の高い印象がありますが、
話しによると、桧はもっと価格的にも多用できる材料だという。
興味深いし展開の可能性を感じます。もうちょっと色々聞く事ありそう、。



庇のアウトラインもできてきています。
なんとも天気が有難い。

お施主さん、工事の方々、
色々とどうも有難うございました。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

2018.06.01

基礎コン立ち上がる

松本から中津川経由、土岐に来ました。
今回は中津川途中下車でしたが、特急しなのに乗ると2時間位で着きます。
現場確認には便利だと思います。



基礎の立上り出来てますね。



どうにか中に入ってみる。



玄関付近



奥からの見返し
広く感じます。



遠景から
少しづつ立体感が出てきてます。
建て方まで後少し、楽しみです!
皆さま宜しくお願い致します。

2018.05.26

基礎コンクリート打ち

今週頭に、基礎コンクリート打ち。そして今週はプレカット発注。
という事でプレカット図確認のため事務所内勤中のところ、工務店さんからフォトレポートが届きました。



・・・・・
その前に型枠の風景。





ちょっとスケール感がでてきたのかな、

そしてコンクリート打ちです。







きれいな水平線です。



奥からの見え方と、



手前からの見え方

ちょっとづつ立体感がでてきました。嬉しい。。。
早々に現場確認したいと思います。

多分、快晴を超えて暑い天候だったと思います。
皆さまお疲れ様でした。
今後も宜しくお願いします。

2018.05.12

鉄筋まぶしい晴天の検査

今回も晴天!
この日は鉄筋検査とプレカット打合せの2本立て。



とにかく、まぶしい。そして出来てる、出来てる。
空が広い!のと鉄筋のグリッドがモアレ状に見え、遠近感がわからなくなりそうです。



天気は最高なのに、マイカメラ(広角)のご機嫌が悪い。
という事でスマホカメラのパノラマ設定でなく、手動パノラマで広角につなげてみました。

居間からの眺め



中庭からの眺め



そして、一番奥からの眺め



鈍角に曲がってます。いい曲りです。



背骨伸ばしてる感じでしょうかね。

鉄筋検査の方は、構造設計さんの指摘何点かはありましたが、すぐ調整・対応できる内容でした。
鉄筋工さんが良いのか奇麗に組んであります。

午後はプレカット打合せ。
工務店さん、担当大工さん、プレカットさん、構造設計さんとお施主さんも同席の打合せだったので、
構造納まりと造作納まり、材料、段取り、建て方までの一通りを見通して打合せすることが出来ました。
今回の担当大工さんは製材もしているらしく、通常だったら特注材の様なものでも対応可能だそうです。

雑談中、「こういう大きな径の○○m長さの杉はないか?」と聞くと、
どこに何が植わっているかすぐわかる仙人みたいな人が居る、などなど面白い話も聞けました。



敷地遠景。
手前は敷地ではないんですが、この雑草エリアは畑になるそうで、なかなかの解放感!
色々と楽しみです。
今後も宜しくお願い致します。

2018.04.27

地盤の改良

地盤改良工事が済み、現地確認してきました。



敷地までは用水路が流れています。
朝日が反射しています。





発掘現場みたいですが、丸い所が杭の位置。
この土工事でGW突入ですが、GW明けから基礎工事です。



用水路側からみた敷地の眺め。
手前の芽吹きや新緑が美しいです。



コメダコーヒーおひざ元、駅前でモーニングです。あの厚切りトースト小倉付。
関東で食べるのと違う。(訂正:関東では食べてません)
お施主さんによると、この地域、モーニング文化が凄く発達してるそうです。

この後、中津川方面行って特急しなので松本の予定です。

2018.04.23

敷地に線が描かれた



敷地に建物の位置出しができたとの工務店さんからの報告頂いて、
即、行ってきました。
地縄張り・遣り方の確認はもちろんですが、
建物内部位置からどういう広さか、どういう視界か、
とにかく1/60のスケールで書いている図面が、現寸でどういうスケールか見たいですよね。

とその前に、
敷地は道路より少し下がっているので、盛土作業がありました。





なんとなく夕焼けの光です。(こちらも工務店さんからの写真です。)
盛土が終わっての位置出しでした。

線の中に入ってみる。
地盤レベルから60㎝位の所に細ーい水糸がはってあり、触れない様に気をつけて中に入るんですが、
何しろ細すぎて見えにくい。映画ミッションインポッシブルの様な所作が必要です。



写真でも線が見えにくいので、上から書いてみました。
居間のビューです。右手は入り口。



左側に中庭エリア・廊下と続く。



建物奥から見返してみる。
長いですね。
少し反っている軸。これは廊下の見通しビューです。

お施主さんと一緒に空に向かってイメージ確認してみました。



道路から。
玄関が母屋から突き出ているので、母屋側を少し隠しています。
プライバシーもある配置となりそうです。

次週から地盤改良工事となります。
工事の方々、宜しくお願いいたします。

2018.04.10

土岐の曲り屋 地鎮祭



四月のはじめ、おかげ様で「土岐の曲り屋」地鎮祭となりました。



曲り屋といっても本当にゆるーく僅か僅かに曲がった長い平屋です。
敷地は今までも畑でしたが、南側を大きく畑にして、食べられる庭になります。
住まいはその畑に面して長ーくゆったりと膨らみのあるカーブを描き対面します。

雨天の可能性も高かったので、工務店の方がテントを張ってくれました。
未だ建物のない敷地は広いですね。
そして雨が降らなくて皆さん一安心。





神主さんはお施主さんが日ごろお付き合いのある方で、「今土地の神様をお呼びしました。」「こういう神様とこういう神様と、、」と解説と実況を丁寧に行って頂いて、改めてフムフムと頷く事多く、良かったです。

これからの安全祈願ができ、これから着工です。
工事担当の皆様、そしてお施主さん、これから宜しくお願い致します。

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