t-products Architect's Office

2019.09.28

「平屋は最高!」に土岐の曲り屋が掲載されました。

土岐の曲り屋が、suumo注文住宅「平屋は最高!」特集に掲載されました。

その中の平屋の建て方Q&Aの特集、P46に紹介されています。

現在発売されているのは、千葉版・茨城版・東海版 9/21発売号 2019秋冬号です。

Suumo 注文住宅 千葉版・茨城版・東海版 9/21発売号 2019秋冬号

東京・神奈川・大阪などは次号に掲載されるので、少々お待ちください。

書店によったら、ちょっと見てみて下さい。
ノウハウなども書かれているので、具体的なイメージも湧く特集になっています。
宜しくお願いします!

土岐の曲り屋↓)

https://t-products.net/reports/toki-magariya/

2018.12.07

土岐の曲り屋 できたてアルバム

できたてアルバム=竣工直後の写真。おかげ様で出来上がりました。
既にお引越し完了、暮らしが始まったので、これからお施主さんの空間に育っていく予定です。
そして、お施主さんと打合せて計画したプランが本領を発揮してくれる事を願うばかりです。
写真家さんに沢山撮ってもらい、写真多めで掲載します。

「土岐の曲り屋」
・ ・ ・
0)
敷地は南側に大きく畑がひろがります。
この畑を眺める様な平屋の家に住みたい。
というのがお施主さんのご要望でした。
1)
作る・食べる・憩う・勉強する・稽古する・遊ぶ・お風呂・寝るという居場所と、
内と外の行き来がしやすい、半屋外の光土間を用意して、
長い屋根の下に一緒に並べて配置する住処を構想しました。
2)
そして、この長い屋根を
わずかに、ゆるく、曲げました。
曲がったその先は、空間を移動することで、見えたり・隠れたり。
この緩い角度の作用で、目線を多方向に拡散させています。
室内風景の遠近感や視界変化の楽しさ、
それと、伸びのある大らかさが、少しだけ加味されました。
3)
これからお施主さんが南の畑に、食べられる緑、愛でる緑を育てます。
家族の成長と共に成長する風景が内側にも外側にも展開するような
ゆるやかな骨格を目指して設計しました。

・ ・ ・

所在地:岐阜県土岐市
木造平屋一戸建て住宅

建築設計:ティー・プロダクツ建築設計事務所 谷口智子
構造設計:KMC 蒲池健
インテリアデザイン:Kototoma Design 井口麻衣
建設会社:株式会社ビーシー西部 西部竜幸 西部将成

写真撮影:安田誠建築写真事務所

2018.10.29

有難うございました。土岐の曲り屋

土岐の曲り屋は無事、完成引渡しとなりました。

10月27日に引渡し、取り扱い説明となり、
27土・28日と内覧会をすることができました。

内覧会では、日頃お世話になっている方、遠方から来ていただきましてどうも有難うございました。
又、近隣にお住まいの方も、予想外に着て頂くことが出来まして大変ありがたく思っております。
近隣の方々は、「工事中から見ていた」というお話しもありまして、工事中はどうも有難うございました。
ご興味頂け、又ちゃんとご説明の機会を頂きまして有難うございました。

昼間はこちらで床に腰かけて話したりしていました。

・ ・ ・

さて、お引渡しですが、
先週の修正工事確認や、設備機器の取り扱い説明、引渡し書類等の取り交しなどを行いました。

キッチン・浴室・便器の説明や

宅内排水・ガス・電気関係の説明、
とにかく、全てを網羅して説明なのですが、結構な量です。

取り扱い説明書や保証書の束を工務店さんがファイルにしてくれましたが
とーーーっても分厚い一冊です!

使いこなすのはこれから徐々にですね。
もちろん、なにかあれば工務店さんが備えている体制です。

その前々日、竣工写真も撮影できました。
撮影は安田誠建築写真事務所の安田さんです。
出来上がりが楽しみです。

さて、この様に色々なことをさせて頂きまして、本当にお施主さんのご理解とご協力に感謝いたします。
又、とにかくこの設計の機会を頂けましたこと、本当にどうも有難うございました。

又、東京と土岐という土地の離れた所での現場監理は、工事を行った工務店さんの技術力によるものと思います。
工事担当されたBC西部さん、又職人さん、どうも有難うございました。

お施主さんとはかれこれ本計画で2年ほどお付き合いさせて頂き、
設計打合せの期間のディスカッションも活発に楽しく行う事が出来ました。
これから、そこで計画した住まいのビジョンが具現化する事となります。

良い家、楽しい暮らしとなることを、心からお祈り申し上げます。

どうも有難うございました。
ティー・プロダクツ建築設計事務所
谷口 智子

2018.10.16

「土岐の曲り屋」内覧会のお知らせ

色々な生活の場が、長くて大きい一つの空間でつながった家です。
長い空間を僅かに曲げて、僅かに変化する室内風景を設計しました。



この度、建て主さんのご厚意により内覧会を行う運びとなりました。
是非この機会に内部空間をご体験頂けると幸いです。

2018年10月
27日(土)12:00~17:00
28日(日)10:00~16:00

岐阜県土岐市:JR中央本線土岐市駅から徒歩5分程度 (名古屋から中央本線乗り換え)

●お問い合わせ頂いた方に案内図をお送り致します。●
お問合わせメール:

info@t-products.net

谷口まで

 ・「土岐の曲り屋」参加希望・お名前・メールアドレス・携帯等連絡先をご明記ください。
 ・pdfファイルをお送りしますので、受け取れるメールアドレスが良いです。
 ・案内図メールが届かないなど不具合も考えられますので、携帯などのご連絡先もあると助かります。
 ・又上記の場合、谷口携帯 090-4384-8252 までお問合せ下さい。



お待ちしております。

ティー・プロダクツ建築設計事務所
谷口 智子

工事の様子をレポートしています。↓
https://t-products.net/reports/toki-magariya/






工事は完成に向けて仕上げ工事が佳境となっております。
工事の皆さまどうも有難うございます。
宜しくお願い致します。
(注:写真は10月4日時点の現場の模様です。)

2018.10.13

照明ライトアップ 土岐の曲り屋

大分出来てきました。住む場所になってきました。



照明器具もついて、点灯してみました。



なんだか、血が通ってきた感じ。空間があったまってきました。




外構工事も一区切り。
後は各所、細かい所の調整です。
工事の皆さま、後少し、宜しくお願い致します。

2018.09.26

住むための部品が少しづつ 土岐の曲り屋

こんにちは、
山を越えて土岐に来たら晴れていました。



さて内部は。。。



キッチンの腰壁が設置されました。



スチールのガラススクリーンも設置、そして塗装。



バックカウンターや吊り棚、
それに続く勉強デスク。
長ーーい棚です。



キッチンに立つとこの様な風景



こちらも棚塗装中。



ここからは奥まで見通せます。



奥の壁も出来てました。



大工さんがちょっと難儀した壁、
スッキリ納まってます。
さすが!



奥から奥への見通しです。



今回は外回りの土間レベル・駐車スペースなども打合せました。
内部はこれから仕上げが立て込んできます。
徐々に構造体から家になっていく様子は楽しみです。

皆さま、どうぞ宜しくお願い致します。

2018.09.13

木製のガラス引戸などなど 土岐の曲り屋

9月になって、今回の現場は涼しい風が吹いています。
工事車両がたくさん、賑やかです。



足場が取れましたね。
コンクリート壁の奥、、玄関の引戸が付いている!





取っ手は工事期間中用の、建具屋さん特製です。





手洗いカウンター、設置済み



振り返ると玄関の方の板張りも貼られていました。
天井は、屋根の勾配を反映して折上げています。



養生されててわかりにくいですが、木製サッシが入っている様です。



目下、ガラス屋さんが、ガラスを入れている所でした。



開閉部分のサッシはどうなっているかというと、、



ついてます。
大判ですが、レールを平角にしてあるため滑りは良いです。



外の様子は、、、



出来てます、、。
凄い見上げ構図ですが、、、
土間のレベル調整をこれからするので、もう少しヒューマンスケールになると思います。



中庭の外壁もできていました。
さて振り返って、室内は、



ここには6枚の障子がきます。
そのレールを吊る金物。



工務店さんと建具屋さんの打ち合わせている奥の壁は、大工さんが難儀したところ。
エアコンや、障子の戸袋など、複雑な立体構成になっております。



その裏にある納戸は棚板固定中でした。



壁埋め込みの造作も出来てきました。



振り返った廊下の眺め。
見えるようで見えない。
絞り込んだ空間です。



広い所に出てきました。



あの奥に、
棚ができてるようですね。



棚板は厚く、縦材はシャープに、。



他の家具が搬入されてきました。



キッチンの吊り棚です。



外装は納まってきました。
内装はこれから、色々な職人さんが入っています。



お昼休憩に少し日差しが出てきました。
皆さま、これからも宜しくお願いします。

2018.08.25

バラ板打ち放し 家具打合せ 土岐の曲り屋



お盆も明けて、お盆前に型枠で包まれた玄関の壁、どうなってるでしょうか。



今回も快晴!暑そうですね。。。



型枠はずれてます!



杉板の木目が映っています!
穴にはこれからポストがはめ込まれます。
素材感が出てきました。



前回の建具打合せのフィードバックで建具屋さんと打合せ。
玄関の引手を取り寄せて現物を見せてくれました。
スチールの金物部分の寸法など確認。
そして、諸々再確認。



こちらは、、トイレの手洗いカウンター材です!

耳付き材(小口に木の皮が残っている材料です)のため、
一回調達して加工に入ったら、葉節があって見栄えが良くない、
という公務店さんの判断で、もう一回取り直してもらった様です。
有難うございます。



設置するとこういう見え方になります。
(写真90度回転してます、背景は気にしないでください。)
穴の所には手洗い器が埋め込まれます。

今回のメインの打合せは家具屋さんと家具の打合せでした。
まあ、色々と宿題はありますね。。

さて、木製建具の枠と外壁の納まりも課題。
現場で納まり検討です。



縦材と横材と外壁の板材、実際に材料を当ててもらいました。



色々シミュレーションしてもらい決まりました。
建具屋さんにお願いしていた木サッシは既にできている様です。
仕上げが出来れば後は搬入。



廊下の奥の壁下地も決まってきました。



ロフトはこんな感じ



段々、枠・下地が決まってきて、これから石膏ボードを貼る準備です。
現場には石膏ボードが高く積まれました。



北側外壁。隣地との離れも確保しています。









外壁の焼杉部分は全て貼り終わりました。
外観はほぼ決まっていました。後は中庭の外壁を残すのみです。

台風の影響で、晴天から急に雨が降ったり、強風が吹いたりですが、暑さ変わらず、、、。
今週は大工さんも4人位で作業してます。
皆さま、暑い中どうも有難うございます。
宜しくお願い致します。

2018.08.11

お盆前の木製建具の打合せ

お盆前、建具の枠が決まってくると次は木製建具の打合せです。

さて玄関では、入口の目隠しにRCの壁を計画していましたが、
出来てました!コンクリートが打たれていました。



今回、バラ板といって、幅90㎜の杉板を貼って型枠にしています。
型枠合板だと合板サイズで平滑な表面となりますが、
こちらの場合、板張りの目地、板の木目がコンクリートに転写され、表情のある壁になります。
残念ながら型枠解体は未だなので、今回はその表面の仕上がりを見る事は出来ませんでしたが、次回かな。



フローリングはほとんど貼られていて、既にシートで養生されていました。



こちらがそのフローリング。オークです。



玄関の框とフローリングの割り付けを検討している所。
残すはこの様な細かい所です。



あの上等すぎる桧の無節の敷居は、ガルバリウム鋼板で包まれていました。

という事で、この日は木製建具の打合せです。
建具屋さんと、設計図の調整必要な部分を検討しました。
今回の計画では、通常は仕切りの無い広々空間、必要な時に仕切れる様に木製建具を閉めたり開けたりできるようにしています。
シーンに合わせて間仕切れる、という仕組みです。
そのため木製建具の枚数は多いです。午前中からお昼を超えてみっちりです。宿題もたくさん。



とにかく晴天!
つまりは猛暑!
外壁は涼しい時に行っています。
工事の皆さま、暑くて大変かと思いますが、宜しくお願い致します。

2018.07.29

台風前の焼杉姿

台風がやってくる、。
台風を連れて現場確認か、というタイミングでしたが、セーフ、でした。
むしろ、台風に備えて足場養生を開けて(足場が風圧受けない様に)居たため、外観がすっきり確認できました。



焼杉板が張られてます!
(こちら玄関周り。)



中庭側です。



外壁に使用しているのは焼杉板です。
杉の表面だけを焼くことで対候性能を持たせた材料で、昔から民家の外壁に使われていました。
焼いて炭化させているため、手に取ると黒い煤が付きます。今回はそれをブラッシングして、クリア塗料で煤を押さえた材料です。この状態で製品化された物を見つけたので、現場での取り扱いは比較的容易です。(本当は焼いている所を見たい、というか、バーナーで焼いてみたいのですが、)

参考までに、こちらです。→スギゴコチ 焼杉



それと工務店さんが教えてくれた焼杉用ビス!
若井産業 焼杉板ネジ。目立たないですね。遠目ではほとんど気にならない。
杉板は日射や乾燥などで、ある程度反りが生じるので正面からビスで打ちます。
焼杉板ネジですよ。



反対側から見た外観。
敷地の高低差もあるので小ぶりに見えます。

さて内部です。



今回は大型開口部廻り



敷居・鴨居5.4m、入ってます。



床材貼り始めの起点をどうするか、
絡む引戸レールと床材目地の取り合い等を打合せました。



見事な敷居。桧の無節。
桧は対候性に優れています。長物は無節しかなかった様です。
本当はこちら板金で隠れてしまうので少し上等すぎるのですがネ、、と大工さんと工務店さん。



中庭から見ると



ここに木製サッシが入ります。



シアターサイズ!楽しみです。



この壁もちょっと複雑な納まりなので打合せました。



もう一回外観。



今回、お施主さんと一緒に現場確認を行いました。
それぞれの窓からの見え方、外壁下地・内壁下地の作り方、電気コンセント等の配置確認など、図面でなく具体的な空間で確認出来て良かったです。どうも有難うございました。

連日の猛暑の中、大工さん・工務店さんどうも有難うございます。
といってもこれから8月始まるのですよね、熱中症にはくれぐれも注意して、
今後も宜しくお願い致します。

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