t-products Architect's Office

2018.05.26

基礎コンクリート打ち

今週頭に、基礎コンクリート打ち。そして今週はプレカット発注。
という事でプレカット図確認のため事務所内勤中のところ、工務店さんからフォトレポートが届きました。



・・・・・
その前に型枠の風景。





ちょっとスケール感がでてきたのかな、

そしてコンクリート打ちです。







きれいな水平線です。



奥からの見え方と、



手前からの見え方

ちょっとづつ立体感がでてきました。嬉しい。。。
早々に現場確認したいと思います。

多分、快晴を超えて暑い天候だったと思います。
皆さまお疲れ様でした。
今後も宜しくお願いします。

2018.05.26

プレカット工場、鉄骨階段打合せ、&宿題などなど



建方準備が色々と進んでいます。
今回、木造の建方と同時に、鉄骨階段もクレーンで吊上げて設置してしまおう!という工程になりました。
鉄骨工場に行って打合せしてきました。
近所にプレカット工場もあるということでそちらも確認に。(なかなか効率的な打合せ日でした)

そしてまずは現場に。



この日も晴天!

基礎コンクリートが白くまぶしい!



内側の水色は基礎の断熱材です。
南の庭は広く確保しています。
諸々確認して、次。

鉄骨製作会社と打合せ。
打合せ内容多く、時間が詰まって、かっこいい工場の写真などを残念ながら撮れなかった、、、。
はい、次、
プレカット工場です。



梁の集成材のシールを確認したり、含水率を計器で見たり。
今回の物件の木材はこちら。



冒頭の写真はプレカット機です。



加工されたのはこちら。(これは他の物件の材料です)



さて、鉄骨階段の方は、、、
本体の部材構成、寸法などはこの打合せで確定しました。
製作加工されたものが来週の建方に運びこまれます。
そのあと手摺をつけてから、内部造作という順序なので、実は宿題が手摺。
方針は決まってますが、あとはディテール確認です。
部材サンプルをもらってきました。



今回の手摺はフラットバー(平鋼)で構成します。
フラットバーの小口は6㎜・9㎜・13㎜。小口を見せてシャープに見せたいと思います。



手摺材は握りやすい38㎜幅、握ってイメージ。





宿題、宿題。

上棟はいよいよ来週!
皆様、よろしくお願いいたします。
・ ・ ・
(この打合せは先週のものです。)
(宿題優先なので、日誌がたまっていってます、、。)

2018.05.26

いろいろ気になる松本民藝館

現場打合せの後、少し時間が残って、そして日が長くなったものもあり、松本民藝館に行ってきました。



たのしげな、何者か、。

民藝館の周りは田植えを済まして、水鏡と山。



入り口はこんな感じの門構え。



隣の塀も気になります。ここら辺特融の積み方、ということではなさそうだ、。



門の中のアプローチ。季節がいいですね。







入った展示室に発光する八角テーブルがあります。



世界の色々な櫛コレクション。



冒頭のこの方。いいお顔です。





そして皆さん楽しげです。



今回の「みつけもん」はこちら。



「お神酒口」というそうです。
神棚のお神酒の口に、神様にお酒がここにありますよーー!とお知らせする飾りだそうです。
日本の北・東・西・南、全体的にこの習わしがあったそうです。



こんな感じだそうです(ピンぼけ失礼します)






ペアのものから、ミックスダブルス(アレンジあるもの)もあります。





木材を薄く裂いて、水引みたいに造形しています。
こういうもの、手が考えてつくっているような気がします。
最近は作り手さんも限られているそうです。
私も事務所に神棚つくろうか、、。手元に置いておきたい手の仕事です。

窓からは春を感じるトラクターの音



まだまだ行きます。
次はしめ縄特集!









興味が尽きませんでした。。。

で、又いいところにベンチとか窓とかあって。





夏の準備ですね。
こちらは、上棟の準備です。

2018.05.12

鉄筋まぶしい晴天の検査

今回も晴天!
この日は鉄筋検査とプレカット打合せの2本立て。



とにかく、まぶしい。そして出来てる、出来てる。
空が広い!のと鉄筋のグリッドがモアレ状に見え、遠近感がわからなくなりそうです。



天気は最高なのに、マイカメラ(広角)のご機嫌が悪い。
という事でスマホカメラのパノラマ設定でなく、手動パノラマで広角につなげてみました。

居間からの眺め



中庭からの眺め



そして、一番奥からの眺め



鈍角に曲がってます。いい曲りです。



背骨伸ばしてる感じでしょうかね。

鉄筋検査の方は、構造設計さんの指摘何点かはありましたが、すぐ調整・対応できる内容でした。
鉄筋工さんが良いのか奇麗に組んであります。

午後はプレカット打合せ。
工務店さん、担当大工さん、プレカットさん、構造設計さんとお施主さんも同席の打合せだったので、
構造納まりと造作納まり、材料、段取り、建て方までの一通りを見通して打合せすることが出来ました。
今回の担当大工さんは製材もしているらしく、通常だったら特注材の様なものでも対応可能だそうです。

雑談中、「こういう大きな径の○○m長さの杉はないか?」と聞くと、
どこに何が植わっているかすぐわかる仙人みたいな人が居る、などなど面白い話も聞けました。



敷地遠景。
手前は敷地ではないんですが、この雑草エリアは畑になるそうで、なかなかの解放感!
色々と楽しみです。
今後も宜しくお願い致します。

2018.04.28

着々と鉄筋検査

松本の家は鉄筋検査となりました。



2週前の更地から、出来てます!ワイヤーフレーム!



北側から。
工事車両停まってますところは、広めに確保された庭エリア。
将来、緑で満たされますように!
快晴でした。



さて検査です。構造設計さんと施工者さん。





スリーブの位置確認。などなど。
にしても、平衡感覚に乏しい私は鉄筋の上を歩くのがド下手、、。



鉄骨階段の基礎。
そしてスケール感も確認。

鉄筋検査は完了しました。
皆さまお疲れ様でした。

その後、工務店さんの会社で、月間工程の確認、納まり打合せなどを行い夕方まで目一杯。
工務店さんの立地の近くに、大信州の蔵元さんがあって、色々聞いていたら、
美味しい夕飯と信州のお酒を頂いてしましました。大信州の稲光、閑雲野鶴、美味しかったです。
地鎮祭でお施主さんがお持ちになった奉献酒の高天もとても美味しかった。
色々とどうも有難うございました。

翌日お施主さんと現場に行き、着々とした進行を確認しました。
今後とも宜しくお願いいたします。

2018.04.27

超特急散策 松本

中津川からの乗り継ぎが、かなり良くて、午後の打合せまで時間が余ってしまいました。
そういえば十数年前に見学したあの建物はどうなってるのかな、という事でサクッと確認に行きました。



松本市民芸術館です。以前オープン前の見学会に参加しました。
設計は伊東豊雄さんです。
エントランスを入ると大階段!ザ劇場という階段ですね。



壁面にちりばめられた水滴みたいな開口部。



新緑が覗きます。



そしてホワイエ。
ひろーーーーい!



赤いじゅうたんが又劇場。
流線形のベンチの周囲が発光しているようなグラデーション染付。

平日の午前中という事もあって、催し物はありませんでした。
劇場の華やかさもオープン時から変わらず華やか。音楽ホールとして利用率も高い様です。

一人で贅沢にウロウロ。この空間と広さ、ちょっともったいない気もします。
ホール使用していないとき、高校生や市民サークルなどに開放して利活用できたら良さそうですね。
などと妄想するひと時でした。



通りを出ると対面に松本市美術館。
うゎ、、草間彌生展!
んーーー見てしまえ!



集大成的展覧会を誠に恐縮ではございますが、30分で見切る!すいません!
草間さんの作品は今までちゃんと見た事が無かったので、
初期の作品から網羅して見ることができて見ごたえありました。
特に初期は作風の萌芽の元をみて、納得感が。



この美術館の中庭のスケール感が良かったです。



山並みも見えた!

そしてお腹も満たさなくては!

雰囲気の良さそうなブックカフェがあったので、駆け込み、



カレーを注文して、



空間を見回して



本を物色。



お寛ぎの所をよそ目に、カレーを胃に最速で納め、
駅までダッシュ!

又今度
落ち着いた日に来ます。。

2018.04.27

地盤の改良

地盤改良工事が済み、現地確認してきました。



敷地までは用水路が流れています。
朝日が反射しています。





発掘現場みたいですが、丸い所が杭の位置。
この土工事でGW突入ですが、GW明けから基礎工事です。



用水路側からみた敷地の眺め。
手前の芽吹きや新緑が美しいです。



コメダコーヒーおひざ元、駅前でモーニングです。あの厚切りトースト小倉付。
関東で食べるのと違う。(訂正:関東では食べてません)
お施主さんによると、この地域、モーニング文化が凄く発達してるそうです。

この後、中津川方面行って特急しなので松本の予定です。

2018.04.24

多治見探索



多治見の公務店さんに寄った後、多治見市を色々見て歩きました。
というのも、クライアントさんが色々案内してくれたおかげです。

・土岐市と多治見市の間にある、「百草」というカフェ・ギャラリー
・虎渓山 永保寺
・多治見市街地にあるオリベストリート

・・・・・・・
まずお昼ご飯も兼ねて百草へ



外廻りの外構が、ちょうど新緑の時期で非常に贅沢でした。





建物は旧家を移築したそうです。その骨格に一部増築をして機能を追加しているとのこと。





どの窓からも緑が溢れ、ご飯を食べるテーブルに緑が反射するという贅沢な時間でした。
土岐の家も将来的にゆっくりでも豊かな緑に囲まれていくことを想像してしまいました。

・・・・・・・
続いて虎渓山 永保寺へ



この日は一気に夏になってしまったような天候でした。



庭園には若葉のもみじが多く、紅葉の名所だそうです。



庭園のうらからせせらぎが聞こえてきて、見るとかなりワイルドな風景がありました。



土岐川だそうです。
いや、もう夏でした。。

・・・・・・・
多治見の市街地に移動して、オリベストリートへ。



蔵も多いし、大きな木造家屋が多いです。











街の色々なところに神様が居るようです。



路地も網の目で面白い。



というか屋上にも神様?、空中神社でもありそうな屋上の形。。。



ツイン型の銭湯を見つけました。
今は営業してない様子ですが、中を見たかったです。
モザイクタイルの多治見の街ですから、タイルワークが期待大。
スペースが有効活用されたら面白そうです。



土岐川。
やま・かわ・はし・まち、と川辺に高校生も居た、。
関東平野育ちの私には、四方山並みに囲まれた背景で川辺があるのは新鮮です。
ここに架かる橋を渡って駅に向かいました。

半日で充実のフルコース。充電できました。
お施主さんご案内有難うございました。

2018.04.23

敷地に線が描かれた



敷地に建物の位置出しができたとの工務店さんからの報告頂いて、
即、行ってきました。
地縄張り・遣り方の確認はもちろんですが、
建物内部位置からどういう広さか、どういう視界か、
とにかく1/60のスケールで書いている図面が、現寸でどういうスケールか見たいですよね。

とその前に、
敷地は道路より少し下がっているので、盛土作業がありました。





なんとなく夕焼けの光です。(こちらも工務店さんからの写真です。)
盛土が終わっての位置出しでした。

線の中に入ってみる。
地盤レベルから60㎝位の所に細ーい水糸がはってあり、触れない様に気をつけて中に入るんですが、
何しろ細すぎて見えにくい。映画ミッションインポッシブルの様な所作が必要です。



写真でも線が見えにくいので、上から書いてみました。
居間のビューです。右手は入り口。



左側に中庭エリア・廊下と続く。



建物奥から見返してみる。
長いですね。
少し反っている軸。これは廊下の見通しビューです。

お施主さんと一緒に空に向かってイメージ確認してみました。



道路から。
玄関が母屋から突き出ているので、母屋側を少し隠しています。
プライバシーもある配置となりそうです。

次週から地盤改良工事となります。
工事の方々、宜しくお願いいたします。

2018.04.16

松本の家 地鎮祭



4月中旬、松本の家が地鎮祭となりました。

今回の地鎮祭は、今まで私が経験した方法とちょっと違って、アマノウズメノミコトが登場しました。
「天鈿女命」「天宇受売命」コトバンクに聞いてみよう。
~日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天(あま)の岩屋に隠れた際、その前で踊り、大神を誘い出した女神。天孫降臨に五伴緒神(いつとものおのかみ)として従い、天の八衢(やちまた)にいた猿田彦神に道案内をさせた。猿女君(さるめのきみ)の祖神。~(byデジタル大辞泉)

なるほど、。施工会社の社長さんにもう一回、詳しく謂れを聞かなくては。。
鬼門の方角に柱を建てて、この神様に宿ってもらい、工事中の安全を見守ってもらうそうです。



お供え物。
春ですね、筍。



そして笛の音。
神様を神楽で呼ぶ感じでしょうか。
少しユーモアを感じる地鎮祭です。



敷地の北側に祭壇。北東に柱(写真の右奥)
周辺は住宅地です。



柱には、建て主さんのお名前、施工会社の名前、設計事務所の名前が記されています。
どうぞ工事関係者皆さま、安全な工事となりますように。良い家になりますように。
この後、お施主さんの奉献酒で乾杯。美味しいお酒でした。



式後、四隅の榊、ではなくこちらでは「ソヨゴ」を集め、柱にまとめます。上棟までの間はここで見守ってもらい、上棟後は棟に移動するそうです。



敷地全体です。
ブルーのテープのラインが大体の建物配置です。
お施主さんと大体の配置、室内のシミュレーションを確認しました。

近隣挨拶、打合せなど午後もフルメニューでお施主さん・工務店さん・設計の3者で行い、日暮れまで。
皆さんお疲れ様でした。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

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