2016.01.01
新年明けましておめでとうございます。
昨年は色々な方にお会い、色々なお話しや観点を教えて頂きました。皆様、どうもありがとうございました。
そこで私が吸収したものを形にするために、住まいづくりはもちろん、パブリックな場作りの設計競技などに取り組んだのが、昨年の後半期でした。模型も数々作り、ボツ案も大量に生まれながら、別の機会に使いたいアイディアも生まれました。
そのスタディの過程で、やはり先人の名作など見返すことが多く、縮尺を1/400のサイズに拡大した図面を見比べる、具体的にどういう工夫がされているのか検証する、といった作業をある程度時間を確保して行うことも出来ました。いつも取り組んでいる住宅設計では1/100・1/50などの縮尺、又はディテール検証の場合は1/20・1/5の縮尺が多く、1/400は別の観点が発見出来ました。
その副産物の一つを事務所玄関に貼ってみました。
この謎の地上絵の様な図面は、北海道にあるモエレ沼公園の1/2000の縮尺図面です。彫刻家イサム・ノグチが計画したとても壮大な公園です。
10年前位に実際に行って見ましたが、一般的な公園の常識を覆す、でもこういう公園が色々な街にあると嬉しいな、という普遍性もある公園でした。 (モエレ沼公園 公式ホームページ → http://moerenumapark.jp/)
いつか、そういう場所作りをしたい。ずーっと抱いている想いを日々確認する為に、今年の初めはこの図面を掲げていることにします。
本年も引き続き、宜しくお願い致します。
ティー・プロダクツ建築設計事務所
谷口智子
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