2015.06.15
小端材と輪ゴムだけで空間を作るワークショップに参加してきました。
4角形よりも3角形が強い。3角形が構造の基礎になるということを体感しながら組み立てる、単純ながら奥の深いワークショップでした。
建築の大先輩が企画しているワークショップで、以前より、内容・運営・子供達の反応と創作の展開がとても興味深い物だったので、お願いして参加させて頂きました。
使うのはこんなに華奢な部材です。3.5cm×2.4cm位の断面、長さ1.8mと0.9mの木材です。
そして、ジョイントは輪ゴムです。
そして、こういう風に3角形を構成することによって、大きな空間を作るのです。
今回のテーマは「作った空間の中でお弁当を食べる」ことです。
1チーム6人~8人、それが、6チーム。小学生1年生から4年生位まで参加していました。
とにかく元気が良い。小学校に通うお父さんチームが準備して、このワークショップを呼んでくれました。
私自身はわずかですが他でお子さんのワークショップの司会運営をしたことがあり、その難しさや面白さを少しかじっています。今回は構造的な事はわかりますが、どうやってお子さん達からやりたいことを引き出して空間を作るという結果に導くのか、とにかくついて行くのに必死でした。(という事で、ワークショップ中の写真がなく、その熱気をお伝え出来ないのは残念です)
こんな感じで6チーム、様々な空間が出来ました。既にお弁当中です。
高さは高いもので4mくらい。15畳位の無柱大空間も出来上がっています。
お弁当のあとは、チーム毎発表会。どういう空間を作りたいか、苦労した点、自分たちで考えて体を動かしたから実感がこっもってます。
いやぁ、嬉しい時間でした。
そして、寂しいけどみんなでお片付け。あっけなく解体出来てしまいます。
又今度!どうも有り難う。
本日の参加で、他の建築家の方々と、ワークショップのファシリテーションについて「こういうときはどうしてますか?」と質問しまくり、ヒントも頂き、そして改めて思う、修練修練。
やはり「引き出す」「くみとる」「かたちにする」という命題は、そんなに簡単に会得できないのです。
それと、体力維持は重要ですね。又次回!
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