杉材を使って□と△のジャングルジムをみんなで組み立てる親子参加のワークショップです。
「ほぞ(枘)」と「木栓」という継ぎ手なので釘を使いません。木栓をカナヅチで打つ時に、杉の堅さ、感触などを実感しながらパズルの様に組み立てます。最初はタダの四角い空間。補強する斜めの材を入れたりして段々ジャングルになり、最後は中に入って登れます。みんなとスタッフで力を出し合えば、自分の体よりも大きな物をつくることが出来るし、ほぼ子供ががんばる所、でも大人もがんばる所があるので、意外と大人の方が没頭しまう時もありました。本当に手の小さい子が3人位で一生懸命材料を運ぶ姿は、企画者側も驚きの光景でした。
この杉のジャングルジムは組立も解体もできるので、目指すは色々なところで移動公園が出来るもくろみがありました。
2012年の「するところ」でのワークショップでスタートし、日比谷公園でも行いました。2014年には長野県軽井沢の星野温泉「トンボの湯」での開催も出来ました。今後又開催詳細がわかりましたら、此処にお知らせします。
このワークショップでは「自分たちで作って楽しむ」事をテーマにしていますが、その前段階の材料のルーツ「生産地からの循環」について理解を深められる様に、「スギのジャングルジムはどこからきたの?」ブックを用意しました。これは私自身が製作の為に見学に行き勉強させて頂いたことのダイジェスト版です。
→「スギのジャングルジムはどこからきたの?」ブック
→ジャングルジム組立風景(動画)
最後にこの資材を製作するにあたって、様々な方のお力を頂き実現出来たことを誠に感謝いたします。どうも有り難うございました。